CMYKファイルには対応していません
2017/07/12
印刷用に作った写真ファイルは特にご注意ください
小社の写真用デジタルプリンタは、RGBカラーモードのみに対応しており、CMYKカラーモードの場合、大幅に色の置き換えがおこり、適切にプリントすることができません。
お手数ですが、カラーモードをご確認の上、RGBカラーモードのデータをお送りいただけるようお願い申し上げます。
※Photoshopの場合、編集メニューから「カラー設定」を選択し、「カラー設定」でsRGBに設定してください。
RGBとCMYK
大雑把な説明ではございますが、RGBはモニターディスプレイ用、CMYKは印刷用のカラーモードです。
画面と紙とでは、発色の原理が全く異なります。
RGBは(R=レッド、G=グリーン、B=ブルー)は「光の三原色」と呼ばれており、混色(光をまぜる)により白に近づいていく【加法混色】です。
液晶モニター等は、この3色を組み合わせることによって色を表現しています。
CMYKは(C=シアン、M=マゼンタ、Y=イエロー、K=キープレート)は「色の三原色」と呼ばれており、混色することで色が黒に近づいていく【減法混色】です。
ディスプレイはライトの光による「混色」で色を表現しますが、印刷物はインク(3色+黒)による光の「吸収」と「反射」を利用して色を表現しています。
インクは混色により色が減じていき、黒に近くなりますので、白紙にカラー顔料を組合せて作成した色をのせていく印刷用のデータはCMYKカラーモードとなります。
写真プリントは印刷物ではございますが、銀塩写真はインクではなく、光を使って露光、プリントを行うため、RGBカラーモードとなっているのです。
印刷業者さんなどから持ち込まれた写真ファイルなどは、CMYKファイルになっている場合が多いので、一度ご確認いただけますよう、お願いいたします。
※チラシなどで写真を使用して印刷する場合、CMYKでなければ適切な印刷ができないため。