使っているプリンタや印画紙は何ですか?
2022/03/18
写真館フォトピース!にはプリンターが2機あり、サイズによって使用するプリンターが違います。
- L判~2L判まで…業務用デジタル銀塩プリンターノーリツ鋼機【QSS-3502PLUS】
- 6切~A3までの大伸ばしプリント…業務用デジタル銀塩プリンターノーリツ鋼機【QSS-3704HD】
L判~2L判まで【QSS-3502PLUS】
解像度:主走査300dpi/副走査600dpi
最大処理枚数:1200枚/時
露光エンジン:レーザー露光
イメージデータを300dpiの高画質で鮮明な銀塩プリントに再現する高性能レーザーエンジン搭載。
レーザーエンジンは、富士フイルム株式会社との共同開発になっており、新生ノーリツ鋼機の象徴でもあります。
ノーリツ鋼機が独自に開発した、視覚そのままの自然な美しさを簡単に表現できる画像処理技術 「AccuSmart」を搭載。
あらゆる入力ソースをイージーオペレーションで補正し、デジタルならではの超高画質プリントを実現します。
「AccuSmart」などの機能により、デジタルデータのプリントの性能にさらに磨きがかけられ、現在最高峰の自動補正処理性能を持ったプリンターです。
6切からの大伸ばし【QSS-3704HD】
解像度:主走査640dpi/副走査640dpi
最大処理枚数:900枚/時
露光エンジン:レーザー露光
先代【QSS-3700HD】から代替わりしました。
レーザー照射解像度が従来の2倍である640dpiになるなど、「写真業界のフェラーリ」と呼ばれるほどの現在の業務用銀塩写真プリンターの最新鋭機種です。
ペーパー:FUJIFILM Fujicolor Crystal Archive Paper
富士フイルム社のデジタル専用銀塩ペーパーです。
QSS-3502PLUS以降、レーザー照射部分は富士フイルム社との共同開発ですので、フジ製ペーパーとの相性もよいです。
銀塩プリンターの仕組み
業務用銀塩プリンターは、デジタル写真の色データをレーザー光に変換し、感光材が塗布された印画紙に照射して露光を行います。
その後、発色を促す薬液、漂白液などが入ったタンクをくぐらせ、温風で乾燥させて写真を仕上げます。
銀塩写真の特徴
銀塩写真は耐久性に優れており、インクジェット印刷と違い水に濡れても滲みません。(紙自体が発色しているため)
3.11大震災の津波で被災した写真でも、部分部分はよごれ、破損はしたものの、レタッチである程度修復が可能なものがございました。
銀塩プリンターは、モニタ上の色とプリントで若干異なります
銀塩プリンターは、パソコンのモニターやデジカメが保存する写真データ(sRGB準拠機器)よりも、色の表現領域が狭く、色の置き換えが必須となります。
そのため、モニターでみた色と若干雰囲気が異なる場合がございます。
このような色の置き換え作業は、単に、豊富な色数を少ない色数で表現するという減色にとどまらず、モニターでは見えない色を引き出し、プリントでしか表現できない色を出す作業でもあります。
また、プリントショップによって写真の仕上がりは違います。
弊社はフォトマスターにより1枚1枚、写真をチェックしながら最適と思われる色調補正を施して仕上げていきます。
写真館フォトピース!は、職人が選んだプリンターとそれを使用する人の手で、お写真をお送りしております。
【外部リンク】
お客様サポートセンター 「銀塩写真とインクジェットプリンタとの違いはなんですか?」
お客様サポートセンター 「業務用銀塩写真デジタルプリンタの色空間について」
お客様サポートセンター 「銀塩プリンターによる色の置き換えについて」
お客様サポートセンター 「白黒(モノクロ)のお写真をプリントする際の注意点」
お客様サポートセンター 「写真はどのくらい色あせずにもちますか。」
お客様サポートセンター 「写真をハガキとして使用できますか?」