業務用銀塩写真デジタルプリンタの色空間について

      2017/07/10

弊社の銀塩プリンタは高彩度色や蛍光色が少々苦手です

業務用銀塩写真デジタルプリンタはプリントできる色空間が、コンピュータのディスプレイより「鮮やかな赤」方面が特に狭くなっております。

再現できない色の場合、色の置き換えが起こり、例えば、蛍光色の緑や黄緑の色であれば黄色に置き換えられます。

高彩度色や蛍光色は、弊社のプリンタが苦手な色です。

弊社のフォトマイスターの技術により、お写真のイメージを崩さないようできる限り微調整を行わせていただきますので、ご安心ください。

しっとりと落ち着いた色

ディスプレイで写真を見たときよりも、プリントの方がやや暗めに、特に明るい赤はあせた感じに見えます。

全体的に色温度が低め(青味がある)で、鮮やかな赤系色の多い、高彩度のお写真をプリントし、ディスプレイと比較すると印象の違ったものになるかと思われます。

もちろんこれは、あえて比較すると、という意味であり、銀塩写真が色あせているという意味ではありません。

コンピュータ画面で見たり、家庭用プリンターで印刷したりすると、いつもギラギラした色に見える、と思っている方には、しっとりと落ち着いた色合いの銀塩プリントをされることをおすすめします。

Wikipedia 「色空間
Wkipedia 「色温度

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